2024年4~6月期
ZOOM有料レッスン
呼吸と股関節を整える
~繰り返す非特異的腰痛~
非特異的腰痛とは、医師の診察および画像の検査(X 線や MRI など)で厳密な原因が特定できないものことで、腰痛の約 85%はこの非特異的腰痛に分類されます。通常、腰痛症と言えば非特異的腰痛のことを指します(厚生労働省)。
腰椎を支える‟大腰筋"は呼吸の中心の"横隔膜"と連結しています。
これまで原因がわからず、繰り返し引きおこしてきた腰痛は
‟呼吸"と‟股関節"をととのえてみましょう。
≪4/9(火)夜ZOOMレッスンスタート≫
毎週火曜日21:00 – 20:45
全9回オンラインレッスン+1回個別カウンセリング(30分)
大腰筋は腰椎に付着する筋肉であるために腰痛と強い関わりがあります。デスクワークなどで長時間座ったままでは、大腰筋は本来の柔軟性を失い短くなってしまいます。短縮した状態で立ち上がると、腰椎を引っ張り腰の反りを大きくします。腰椎の反りは様々な腰痛を引き起こしやすいのです。
大腰筋の緊張は非特異的腰痛の一因であり、これまで股関節屈筋(曲げる)である大腰筋をストレッチやマッサージなどで緩める事が主流でした。大腰筋は横隔膜と筋連結しているために、横隔膜が適切に働いていないと大腰筋に影響し、繰り返し腰痛を引き起こすということが最近の研究でクローズアップされています。
これからのアプローチは大腰筋の柔軟性を高めるだけでなく、横隔膜の機能回復が着目されています。
ZOOMのレッスンでは、ターゲットとなる大腰筋と横隔膜についての10分ほどのミニレクチャー、そしてウォームアップとエクササイズを30分間ほど行います。
ご希望の方は4/9までに個別カウンセリング(30分)を済ませることで、より安全に効果的にご参加頂けます。
ZOOMでのレッスンでは安全性を配慮して映像を出すことを推奨します。
スケジュール:
〈4月のテーマ〉腰椎を支える大腰筋へのアプローチ:
短縮した大腰筋をダイナミックに動かして本来持つ柔軟性と収縮性をとりもどす。
4/ 9(火)、4/16(火)、4/23(火)〈5月のテーマ〉呼吸の主役である横隔膜へのアプローチ:
大腰筋と筋連結する横隔膜の適切な動きを深い呼気を吸気で取り戻す。
5/ 7(火)、5/14(火)、5/21(火)〈6月のテーマ〉非特異的腰痛につながる2つの筋のコラボ:
大腰筋と横隔膜が適切にはたらくためのアライメントを確立させる。
6/ 4(火)、6/11(火)、6/18(火)個別カウンセリング(ご希望の方、4/9まで)
対象:繰り返し腰に痛みや違和感を感じて、下記のような症状がある方
長時間座っていることが多い(デスクワークや車の運転など)
仰向けで寝た時に腰に反りを感じる
長時間立っていると腰に痛みを感じる
前屈はしやすいが後屈(後ろに反らす)は難しい
腰痛が長引いているが、はっきりとした診断名がない
臀部にまで及ぶ痛みがある
深く腰掛けたポジションから立ち上がるのが難しい
鼠径部または骨盤の痛みがある
月経困難症
大腿部または膝痛がある
足を引きずるように歩く
費用: ¥5,500(4~6月の全9回 + 個別カウンセリング1回)
講師:稲葉晃子
長時間座ることで、大腰筋は短縮し腰痛につながる
大腰筋と横隔膜は筋連結しており、お互いに影響を及ぼす
コアヌードルLiveクラス 100回記念
2022年8月11日(祝) リアル ワークショップ in お台場
2022年8月11日(祝) リアル ワークショップ in お台場
ワークショップ②
リブフレアの改善 1st step
~猫背を改善する簡単運動とストレッチ~
2022年8月11日(木) 15:00~16:30
※約55分の動画にまとめました
仰向け瞑想
四肢をゆったり伸ばし、手のひらを上に向けてコアヌードルの上に仰向けに休みます。肩が床から浮かないように、胸まわりの緊張も解きましょう。ヨガで究極のリラクゼーションといわれるシャバーサナに優しいストレッチを加えた、身体をいたわるポーズです。自然と全身がゆるみ、しだいに体が床に溶け込むような没入感が訪れます。
呼吸はいつもより深めにゆっくりと。胸が広がり、完全にリラックスした状態で腹式呼吸を繰り返します。自分の体がより繊細に感じられます。
背骨を感じ、呼吸を調える
コアヌードルの上に休むと背骨や肋骨が正しいアライメントになることがわかります。仰向け瞑想の姿勢では、ほとんどの方が「呼吸がこんなに楽に感じたことはなかった」「胸ってこんなに開くものなんですね」と言われます。
背骨が正しいアライメントの状態で呼吸を調えると、呼吸筋と背骨を支える筋肉で協調が生まれ背骨が安定します。これはどちらも同じ筋肉なため。背骨と呼吸は、お互いに深く影響を与え合っています。
呼吸は1日に 15,000 ~ 20,000 回
1分間に10回 → 14,400回 / day
1分間に15回 → 21,600回 / day
1分間に20回 → 28,800回 / day
深い呼吸によるプラスの効果は枚挙にいとまがありません。これだけの回数を24時間絶えず繰り返していることからも、体調への影響の大きさは容易に想像できます。
まず最初に背骨を整え、深くゆったりした呼吸の感覚をつかむこと。その次に、24時間無意識に「深くゆったりした呼吸」になっていくこと。コアヌードルの仰向け瞑想は、深い呼吸の感覚を分かりやすく体現できる方法の一つです。
コアヌードルの基本的な使い方
肩を床まで落として休みます。手のひらは上向き。両ひざをゆっくりと伸ばすと「介の字ストレッチ」の完成です。深呼吸しながら行う数分間の瞑想は体を解きほぐし、爽快感と深い落ち着きを与えます。
両足をマット幅より広く開き、両ひざをゆっくり内側に倒します。10回ほど繰り返します。日ごろ伸ばすことの少ない体側をストレッチします。
股関節の内側を片脚ずつ丁寧にストレッチします。膝の曲げる角度を浅くしたり深くしたりと調節し、気持ちのよい角度を探してみてください。
手足を対角へと大きく伸ばすストレッチです。腕の角度、脚の角度を調節して、気持ちよく伸びが感じられるポイントを探してみてください。左右ゆっくり交互に繰り返し、つっぱり感のある側をより丁寧にストレッチします。
肘を90度に曲げて床につけます。肩も力を抜いて床に落とします。首が長くなるようにすることがポイント。首筋と胸を理想の姿勢に伸ばします。
肘90度のまま、両肘をゆっくり体側に寄せてきます。手の甲を床につけたまま、きれいにできる範囲で10回ほど繰り返します。首の位置、肩の開き、楽な呼吸と、毎日の生活をポジティブに変えてくれるストレッチです。
代表メッセージ
稲葉晃子 ロマージュ株式会社 代表取締役
元全日本女子バレーボール選手(ユニチカ主将)。米国NATA認定アスレティックトレーナー、米国スポーツ医学会/米国対がん協会認定Cancer Exercise Trainer、カリフォルニア州立大学卒。「脊柱管狭窄症をトレーニングで治す」 著者。
現役引退後は全日本女子バレーやさまざまな実業団チーム、競技で選手育成に従事。2012年に米国より帰国しロマージュ株式会社を設立。『サステナブルな社会には、一人ひとりが自分の健康に責任を持つ必要がある』。この信念のもと、あらゆる世代に運動することの大切さを伝える活動を行っている。
<主な指導実績>
全日本女子バレーボールチーム、デンソー女子バレーボール部、三菱電機女子バスケットボール部、JAL女子バスケットボール部、荏原製作所女子バスケットボール部、デンソー女子ソフトボール部、佐川急便女子ソフトボール部、靜甲女子ソフトボール部、日立マクセル女子ソフトボール部、伊予銀行女子ソフトボール部、日立高崎女子ソフトボール部、清水第八プレアデス女子サッカー部、早稲田大学スポーツ科学学術院 中村好男研究室、筑波大学 田中喜代次研究室、中京大学 湯浅景元研究室、びわこ成蹊スポーツ大学 大久保衛研究室 ※休部含む